現在、国内で作付けされているタマネギのほとんどは、弊社のみのる玉ネギ移植機により移植・生産されています。
タマネギ・野菜類(ブロッコリー等)の自動移植機には幼苗を用いるので苗の生産には固化培土を利用し、固化剤には天然の高分子利用する方法で実用化されています。ですが、高分子を利用した培土を固化させる手法は化学反応によるため、理想的な固化状態にするには培土中のイオン量・水分や温度などの影響を大きく受けるのです。また、それによって固化強度も変化しますし、適応する植物も限られるという課題がありました。
その課題を解決したのが、特殊な繊維により物理的に固化した"エクセルソイル"なのです。
エクセルソイルは、花・野菜・樹木の苗生産から利用が始まったのですが、農業・園芸用途としてだけではなく、"固化していること"で自然環境(風雨等)による飛散・流出がなく建物の緑化に大変優位であります。
もともとが、植物苗の生産用の土ですから、土そのものは植物を選ばない。
- 保水性・透水性に優れていること
- 形状が安定していること(流れない・水みちができない)
- 少ない支持体で垂直に展開できること
- 屋上など平面に容易に固定できること
- 土が空気に触れることによって、植物の根が健全に育つこと
- 土の表面からの気化熱で夏場に土の温度が上がりにくいこと 等