現在、国内で作付けされている玉ネギのほとんどは、弊社の「みのる玉ネギ移植機」により、移植・生産されています。移植機では、幼苗を用いるため苗の生産には固化培土を使用しますが、環境によっては固化強度も変化したり、適応する植物も限られるという課題がありました。
その課題を解決したのが、“エクセルソイル”なのです。元々は、花・野菜・苗・樹木の苗生産から利用が始まったのですが、農業・園芸用途としてだけではなく、壁面緑化にも応用できるのではと気づきました。元々が農業・園芸用ということもあり、植物にとって非常に良い環境であり、さらに固化培土であることから、風雨により土壌の飛散や流出がほとんどありません。そのため、みのる産業の壁面緑化システムは、フレームにエクセルソイルを差し込んだ状態であり、土がむき出しになっています。通常の壁面緑化のように容器などに土壌を入れる必要がないため、常に空気が土壌が接し、根腐れなどもなく、植物にとって非常に良い環境となっているのです。